ブラッククローバーを読んだ感想-甲斐健彦

ブラッククローバーを読んだ感想-甲斐健彦

ブラッククローバーを読んだ感想-甲斐健彦

この作品は、魔法の国で無魔力者とされていた主人公アスタが、魔導士を目指す物語です。

アスタは生まれつき魔力がなく、周囲から馬鹿にされながらも諦めずに魔導士を目指します。そんなアスタと対照的なライバルのユノが描かれていて、二人の関係性が面白いです。

アスタが纏わせた五芒星の grimoire(魔法の本)が象徴するように、作品のテーマは「信じるチカラ」。アスタの明るさと前向きさが感動を誘います。決して才能だけで判断される世界ではなく、努力で才能は培えるというメッセージ性が好印象です。

魔法アクションも迫力があり、アスタたちが強大な魔物に立ち向かうシーンはワクワクさせられます。個性的な仲間たちとの絆も魅力のひとつ。

バトルものながらギャグ要素もしっかりあり、アスタとユノのやりとりでは笑えるシーンも。ドラマチックでわくわくするシーンとコメディリリーフが上手く織り交ざるバランスが良いです。

以上、ブラッククローバーの感想を書いてみました。前向きなメッセージ性とアスタの成長が楽しめるシリーズだと思います。